更年期の肌荒れ・乾燥はなぜ起きる?40代が実践したスキンケアの見直し方

2026年4月23日 約10分で読めます
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更年期の肌荒れ対策
📋 この記事でわかること

「突然、肌の調子が変わった気がする」 スキンケアは何も変えていないのに、乾燥する、肌荒れが落ち着きにくい、化粧水が染みる——40代になってそう感じ始めた方は少なくないはずです。

目次

「突然、肌の調子が変わった気がする」

スキンケアは何も変えていないのに、乾燥する、肌荒れが落ち着きにくい、化粧水が染みる——40代になってそう感じ始めた方は少なくないはずです。

これは手抜きのせいでも、肌が弱くなったわけでもありません。ホルモンバランスの変化が、肌に影響を及ぼしているからです。


更年期になると肌はどう変わる?

更年期(一般的に45〜55歳前後)は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少する時期です。

エストロゲンは肌の保湿力・弾力に深く関わっています。このホルモンが減ることで:

  • 皮脂分泌が減少し、乾燥しやすくなる
  • コラーゲンの生成がゆるやかになり、ハリが失われやすくなる
  • バリア機能が乱れやすくなり、刺激を受けやすくなる
  • ターンオーバーが遅くなり、くすみ・毛穴が目立ちやすくなる

これらが複合的に重なるため、「急に肌が変わった」と感じるのは自然なことです。

更年期の「前」から変化は始まっている

多くの方が「更年期は50歳前後から」と思っているかもしれませんが、実際にはエストロゲンの分泌は40代前半から緩やかに低下し始めます。これを「プレ更年期」と呼ぶこともあります。

「まだ更年期ではないはずなのに……」という方でも、30代後半から40代にかけて肌の変化を感じるのは、このホルモンの緩やかな低下が影響しているケースが多いのです。

エストロゲンがコラーゲン産生をサポートする「線維芽細胞」に直接作用することが知られています。つまりエストロゲンが減ると、コラーゲンの産生スピードが落ち、肌のハリが失われやすくなる——これが更年期の肌老化が加速する根本的な理由です。

更年期の肌荒れに多い症状

① 乾燥・つっぱり

今まで使っていた化粧水では足りなくなる、洗顔後すぐにつっぱると感じる——これはエストロゲン低下による皮脂・水分バランスの変化です。

② かゆみ・ヒリヒリ感

バリア機能が乱れやすくなることで、これまで問題なく使えていた化粧品に反応してしまうことがあります。

③ くすみ・毛穴の目立ち

ターンオーバーが遅れることで、古い角質が肌表面に留まりやすくなります。

④ ニキビ・吹き出物

乾燥から肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されることがあり、大人ニキビのきっかけになることも。


更年期の肌に合わせたスキンケアの見直し方

① クレンジングを「落としながら守る」ものに変える

刺激の強いクレンジングは、乾燥しやすくなった更年期の肌には負担が大きくなります。美容液成分を配合した低刺激タイプに切り替えると、洗い上がりの乾燥感が変わってくることがあります。

乾燥しにくいオイルクレンジングをお探しの方はオルビス ザ クレンジングオイルのレビュー記事を参考にしてください。

② 化粧水は「量」と「重ねづけ」を意識する

更年期以降は、1回の使用量を増やすか、2〜3回重ねづけするだけで肌の水分保持感が変わることがあります。セラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなど、保湿力の高い成分が入っているものを選ぶのがポイントです。

30〜40代向けの化粧水については化粧水おすすめ記事もご覧ください。

③ 週2〜3回のシートマスクで「集中補水」する

更年期以降、毎日のスキンケアだけでは補いきれない保湿の「底上げ」に、シートマスクが有効です。高濃度の美容液成分を密閉して届けるシートマスクを週2〜3回取り入れると、翌朝の肌の感触が変わります。

40代に合うシートマスクはフェイスパック・シートマスク 40代おすすめ5選でまとめています。

④ 導入美容液で「浸透しやすい肌」をつくる

化粧水や美容液を使っているのに「なんとなく浸透している気がしない」と感じる場合、ターンオーバーの遅れで角質が厚くなっている可能性があります。先に導入美容液を使うことで、続くスキンケアがなじみやすくなるケースがあります。

化粧水の前に使う導入美容液については導入美容液おすすめ記事をどうぞ。

⑤ シャワーの温度・水質を見直す

熱いシャワーは皮脂を落としすぎて乾燥を招きます。ぬるめの温度(38〜40℃)を意識するだけで、洗い上がりの乾燥感が違います。また、塩素を含む水道水が肌への刺激になることもあり、シャワーヘッドを見直す方も増えています。

肌・頭皮への水の影響が気になる方はミラブルzeroのレビュー記事もあわせてどうぞ。


更年期の肌に効果的なスキンケア成分

更年期以降の肌に「合う成分・避けるべき成分」を知っておくと、商品選びで迷わなくなります。

積極的に取り入れたい成分

セラミド

肌のバリア機能を支える成分の代表格。エストロゲン低下でバリアが乱れやすくなった肌に、外から補う形でアプローチできます。化粧水・乳液・クリームどのステップに入っていても効果が期待できます。

ナイアシンアミド(ビタミンB3)

くすみ・毛穴・乾燥・シワへの複合的なアプローチが期待できる成分。ターンオーバーが遅れがちな更年期の肌に特に相性がよく、刺激が少ないため敏感になっている肌にも使いやすいのが特徴です。

ナイアシンアミド配合の化粧水についてはナイアシンアミド化粧水おすすめ記事で詳しく紹介しています。

ヒアルロン酸・プロテオグリカン

水分を肌にとどめる保湿成分。エストロゲン低下で皮脂・水分が減りやすくなった肌に、水分をひきつけて保持する働きをサポートします。

レチノール(ビタミンA誘導体)

コラーゲン産生をサポートし、ターンオーバーを促す成分として知られています。ただし更年期で敏感になっている時期は、低濃度のものから始め、週2〜3回の使用で様子を見るのが安心です。

ペプチド類(アルジルリン・マトリキシルなど)

ペプチドはコラーゲン産生のシグナルを送るとされる成分。ハリ・弾力が気になる方の美容液やクリームに配合されていることが多いです。

更年期の肌に刺激になりやすい成分

  • アルコール(エタノール)が高濃度のもの——乾燥・刺激のもとになりやすい
  • 高濃度のAHA(グリコール酸・乳酸)——頻繁な使用はバリア乱れにつながる
  • 香料・精油成分が多いもの——敏感になっている時期に反応しやすい
成分よりも「刺激感」で選ぶことが大事
更年期の肌は個人差が非常に大きいです。「良い成分」でも、使ってみて刺激を感じるなら、その肌の状態には合っていないこともあります。使い始めは二の腕などでパッチテストをしてから、顔に使うようにしましょう。

内側からのケア|食事・睡眠・ストレスが肌に直結する

更年期の肌ケアは外からだけでは限界があります。ホルモン変化は生活全体に影響するため、内側からのアプローチが肌の変化にも関わってきます。

食事で意識したいこと

大豆イソフラボン:エストロゲンに似た構造を持ち、ホルモン低下による変化に関わるとされています。豆腐・納豆・味噌など、毎日の食事に取り入れやすい大豆食品で補えます。

ビタミンC・E:コラーゲン産生のサポートや抗酸化作用が期待される成分。ブロッコリー・パプリカ・アーモンド・ナッツ類などに多く含まれています。

タンパク質:コラーゲンはタンパク質から作られます。1日に体重×1gを目安に、肉・魚・卵・豆類から意識して摂るようにすると、肌の材料が補えます。

更年期の肌悩みに関わるエクオールサプリについてはエクオールサプリメント40代おすすめ記事もご覧ください。

内側からのスキンケアについては飲む美容おすすめ記事も参考にしてください。

睡眠と肌の関係

成長ホルモンは睡眠中(特に入眠後1〜3時間の深い眠りの時間帯)に多く分泌され、肌の再生・修復に関わります。更年期は睡眠の質が乱れやすい時期でもあるため、就寝前のスキンケアをていねいにする習慣が「肌が回復する環境」を整える意味でも重要です。

ナイトクリームを活用した就寝前ケアについてはナイトクリームおすすめ記事を参考にしてください。

ストレスと肌の悪循環

更年期のホットフラッシュ・気分のムラ・不眠などは肌のバリア機能の乱れにも関わります。「ストレスで肌荒れが悪化した」という感覚は気のせいではなく、コルチゾール(ストレスホルモン)が皮膚の炎症を引き起こしやすくすることが関係しています。

完璧なケアよりも、続けられるシンプルなケアを優先することが、更年期の肌には合っています。


更年期の肌ケアで「やらない方がいいこと」

過剰なピーリング・角質ケア

ターンオーバーを整えたいからといって、摩擦や刺激の強いケアを行うと、バリア機能が乱れやすい時期にはかえって肌荒れを招くことがあります。週1回程度の穏やかなケアにとどめておくのが無難です。

毎日の洗顔回数を増やす

乾燥が気になるとニキビなどができやすくなり、「もっと洗った方がいい」と思いがちですが、洗いすぎは皮脂を取りすぎてさらに乾燥を悪化させます。朝の洗顔は水またはぬるま湯だけで十分なことも多いです。


よくある質問

Q. 更年期の肌荒れはいつまで続きますか?

エストロゲンの急激な変動が落ち着く「閉経後2〜3年」を過ぎると、肌の状態が安定してくる方が多いです。ただし肌の乾燥・弾力低下は継続するため、閉経後もエイジングケアは続けることが大切です。

Q. 皮膚科に行った方がいいですか?

かゆみや炎症が強い、使っているスキンケアをすべて変えても改善しない場合は、皮膚科への相談をおすすめします。また、「もしかして更年期かも」という症状が気になる場合は婦人科(更年期外来)で相談できます。

Q. 美顔器は更年期の肌に使えますか?

はい、多くの美顔器は使用可能です。ただしバリア機能が乱れやすい時期なので、摩擦を伴うEMSや高強度のレーザーより、刺激の少ないマイクロカレントやLED光療法が向いているケースが多いです。肌荒れが落ち着いているタイミングで使用し、異常を感じたら中止してください。

Q. スキンケアを全部変えた方がいいですか?

すべてを一度に変える必要はありません。まず「いちばん刺激を感じているアイテム」を低刺激なものに替えるところから始めるのがおすすめです。一度に複数変えると、何が肌に合っているか・合っていないかが判断しにくくなります。


まとめ

更年期の肌荒れは「ケアが足りていない」のではなく、ホルモン変化に合わせてケアを切り替えるタイミングです。

外からのケア:スキンケアの見直し

  • クレンジングを低刺激・保湿タイプに
  • 化粧水は量・重ねづけを増やす
  • セラミド・ナイアシンアミド・ヒアルロン酸を意識して取り入れる
  • 導入美容液で浸透をサポート
  • 刺激を感じたら即中止・パッチテストを習慣に

内側からのケア:生活習慣の見直し

  • 大豆イソフラボン・タンパク質・ビタミンC・Eを意識した食事
  • 睡眠の質を整えてターンオーバーをサポート
  • ストレスを抱え込まない「やめるケア」の見直し

今使っているものを全部変える必要はありません。まず1つ、肌の変化に気づいたところから見直してみてください。「変化が来たタイミングでケアを変える」——それが更年期の肌に必要なことです。

40代の肌悩みに向けた美顔器ケアに興味がある方は美顔器おすすめ記事もあわせてどうぞ。

外側のケアに加えて内側からのアプローチも気になる方はオルビス アンバーのレビュー記事もご覧ください。

40代のスキンケア全体の順番・選び方をまとめた40代スキンケアルーティン完全ガイドもあわせてどうぞ。

うる

うる

40代・乾燥敏感肌。口コミを信じて買っては「なんか違う」を繰り返してきた私が、実際に試して本当によかったものだけを正直にレビューしています。スキンケアもライフスタイルも、飾らないリアルを届けたい。

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