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顔のテカリが気になる40代へ|皮脂を「取る」ほどテカる悪循環の止め方

2026年7月6日 約6分で読めます
顔のテカリが気になる40代の昼の化粧室
📋 この記事でわかること
  • 40代のテカリの多くは脂性肌ではなく「インナードライ」——乾燥への防御反応
  • やりがちなNG3つ(あぶらとり紙で全部取る・洗顔を増やす・さっぱり化粧水だけ)
  • テカリを育てない5つの習慣——ぬるま湯洗顔・保湿でフタ・皮脂は少し残す
  • 昼の化粧直しはあぶらとり紙よりティッシュで軽く押さえる
目次

昼休みの化粧室で、鏡の前に立った。額と小鼻が、蛍光灯の下でつやっと光っている。あぶらとり紙で押さえて、1枚目が透けて、2枚目も透けて、3枚目でようやく落ち着いた。なのに夕方の会議前、また同じ場所が光っていました。

不思議だったのは、私はずっと「乾燥肌」だったことです。頬はカサつくのに、Tゾーンはテカる。洗顔を丁寧にしても、皮脂は減るどころか、むしろ増えている気がする——。

この記事では、40代で顔のテカリが気になり始める理由と、「皮脂を取る」対策がかえってテカリを育てる悪循環、今日から変えられる5つの習慣をまとめます。


なぜ40代で急にテカるのか

意外に思われるかもしれませんが、皮脂の分泌量そのものは、年齢とともにゆるやかに減っていくとされています。それなのに40代でテカリが目立つのには、理由があります。

  • インナードライ:肌の内側の水分が不足すると、肌はうるおいを守ろうとして皮脂を多めに出すことがあるとされています。「乾燥しているのにテカる」のは、この防御反応が背景にあると考えられています
  • 水分と皮脂のバランスの崩れ:40代は肌の水分量が落ちやすい年代。皮脂の量は同じでも、水分が減った分だけ「脂っぽさ」が前に出ます
  • 夏の環境:気温が上がると皮脂はゆるんで広がりやすくなり、汗と混ざってテカリとして目立ちます

つまり40代のテカリは「脂性肌になった」のではなく、乾燥が皮脂を呼んでいるケースが多いということです。ここを取り違えると、対策がすべて逆向きになります。


やりがちなNG3つ

① あぶらとり紙で皮脂を全部取る

テカったら押さえる。1枚で足りなければ2枚、3枚——私がやっていたことです。ただ、皮脂には肌の水分を守るフタの役割もあります。取りきってしまうと肌は「足りない」と判断して、また多めに出す。数時間後にまたテカるのは、このループだとされています。

② 洗顔の回数を増やす

朝晩に加えて昼も洗う、スクラブでしっかり落とす——気持ちはさっぱりしますが、洗うたびに水分も一緒に流れます。乾燥が進めば、皮脂はさらに呼ばれます。テカリ対策のつもりの洗顔追加が、テカリの燃料になっていることがあります。

③ さっぱり化粧水だけで終える

「ベタつくのが嫌だから」と、夏は化粧水だけ。これもインナードライへの近道です。化粧水の水分は放っておくと蒸発していきます。フタになる乳液やジェルを抜くと、肌は乾き、皮脂が出る。ベタつきが苦手な方ほど、軽いフタが必要です。


テカリを育てない5つの習慣

① 洗顔は「朝ぬるま湯・夜1回だけ丁寧に」

皮脂をリセットするのは夜の1回で十分です。朝はぬるま湯だけ、またはよく泡立てた洗顔料でTゾーンだけをさっと。32〜34度くらいのぬるま湯が目安で、熱いお湯は皮脂を取りすぎます。洗顔料選びで迷ったら40代の洗顔料の選び方にまとめています。

② 洗顔後は「水分+軽いフタ」をセットにする

化粧水のあとに、乳液かジェルを薄く。テカる部分にも塗ります。ここを抜かないことが、遠回りに見えて一番のテカリ対策でした。化粧水が入りにくい・つけても乾くと感じる方は化粧水をつけても乾く40代へもあわせてどうぞ。

③ 皮脂は「全部取らずに半分残す」

日中のテカリは、あぶらとり紙よりティッシュを軽く当てる程度に。皮脂を薄く残すことで、肌が「まだある」と判断して、追い出しがゆるやかになるとされています。ティッシュなら取りすぎる心配がほとんどありません。

④ 下地でテカリを「予約」で抑える

朝のうちに皮脂吸着タイプの下地やパウダーをTゾーンだけに仕込むと、昼のテカリ方が変わります。顔全体に使うと頬が粉っぽくなるので、光る場所だけ。部分使いが40代にはちょうどいいです。

⑤ 冷房の風を顔に当てない

冷房の風は肌表面の水分を奪い、インナードライを進めます。オフィスで風が直撃する席なら、向きを少し変えるだけでも違います。冷房と乾燥の関係は冷房で肌が乾く40代へで詳しくまとめています。


よくある質問

Q. テカっているのに保湿したら、余計にテカりませんか?

A. 塗った直後は一時的にツヤが出ますが、水分が足りてくると皮脂の追い出しは落ち着いていくとされています。私の場合、乳液を省いていた頃より、薄く塗るようになってからのほうが昼のテカリは減りました。重いクリームではなく、軽いジェルや乳液で十分です。

Q. あぶらとり紙は使ってはいけませんか?

A. 禁止ではありません。写真を撮る前など「今すぐ消したい」場面では便利です。ただ毎日何枚も使っているなら、取りすぎのサインです。日常はティッシュオフ、勝負どころはあぶらとり紙、と使い分けるのが現実的です。

Q. テカリと毛穴の開きは関係ありますか?

A. 皮脂が多い状態が続くと毛穴が目立ちやすくなるとされています。テカリと毛穴はセットで悩む方が多く、対策も「取りすぎない・保湿する」で共通しています。毛穴側からのケアは夏に毛穴が開く40代へにまとめています。


まとめ

40代のテカリ対策は、①洗顔は夜1回丁寧に ②水分+軽いフタ ③皮脂は半分残す ④下地はTゾーンだけ ⑤冷房の風を避ける——「取る」を減らして「補う」を足す、それだけです。

あぶらとり紙を3枚使っていた頃、私はテカリと戦っているつもりでした。実際は、皮脂を出させる練習を毎日していたのだと思います。敵だと思っていた皮脂は、乾いた肌を守ろうとして働きすぎていただけでした。

戦うのをやめてから、昼の化粧室で鏡を見る回数が減りました。テカリ対策は、皮脂との和解から始まるのかもしれません。

毎日の洗顔から見直したい方は、40代の洗顔料おすすめの選び方からどうぞ。

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うる

うる

40代・乾燥敏感肌。口コミを信じて買っては「なんか違う」を繰り返してきた私が、実際に試して本当によかったものだけを正直にレビューしています。スキンケアもライフスタイルも、飾らないリアルを届けたい。

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